床材の相談で最もよく受ける質問は「無垢材と複合フローリング、どちらがいいですか?」です。正直に言うと、どちらが優れているかという答えはありません。暮らし方、予算、メンテナンスへの姿勢によって、正解は変わります。

床材の選び方、無垢材と複合フローリングの違いを正直に話します

無垢フローリングとは何か

無垢フローリングは、一枚の木から切り出した板です。表面から裏面まで同じ木材でできています。Elegant Room Reviveでよく使うのは、国産ナラ材(幅120mm)と国産スギ材(幅150mm)です。ナラは硬く傷がつきにくい。スギは柔らかく足触りが温かいが、傷はつきやすい。どちらを選ぶかは、家族構成と生活スタイルによります。

複合フローリングとは何か

複合フローリングは、合板の表面に薄い木材(突き板)を貼ったものです。寸法安定性が高く、床暖房との相性が良い。価格は無垢材より安く、施工も比較的容易です。「複合は偽物」という意見を聞くことがありますが、それは正確ではありません。突き板の厚みが2mm以上あるものは、表面の質感は無垢材と大きく変わりません。問題は、薄い突き板(0.3mm程度)のものを選んだ場合です。

メンテナンスの現実

無垢材は傷がつきます。これは避けられません。ただし、傷がついた部分をサンドペーパーで削って再塗装することができます。10年後に床を「直せる」のは無垢材だけです。複合フローリングは傷がついた場合、補修材で目立たなくすることはできますが、削って直すことはできません。長く住む予定の家であれば、メンテナンス性の観点から無垢材を選ぶ理由があります。

予算の目安

国産ナラ材の無垢フローリング(幅120mm)の材料費は、1平米あたり8,000〜12,000円程度です。施工費を含めると1平米あたり15,000〜20,000円が目安です。複合フローリングは材料費が1平米あたり3,000〜7,000円、施工費込みで8,000〜13,000円程度です。40平米のリビングダイニングであれば、無垢材と複合フローリングの差額は20〜30万円程度になります。

どちらを選ぶべきか

小さな子どもやペットがいて、傷を気にしたくない場合は複合フローリング。長く住む予定で、経年変化を楽しみたい場合は無垢材。床暖房を使う場合は、無垢材でも床暖房対応品を選ぶ必要があります。Elegant Room Reviveでは、どちらの素材も扱います。「どちらが正解か」ではなく、「あなたの暮らしにどちらが合うか」を一緒に考えます。

床材選びは、実物のサンプルを現地の光の下で見ることが一番です。カラーコンサルティングや初回ヒアリングの際に、複数のサンプルをお持ちします。まずはご相談ください